放射能から命を守りたい集いin和歌山

日々深刻さを増す放射能による大気汚染・食物汚染…そんな全てから大切な人の命を守りたいという思いから立ち上がったみんなの集いの場です。

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試験焼却 和歌山への影響・PM2.5とは?

11月29日午前9時~30日夕方にかけて、大阪市が此花区の舞洲清掃工場で放射能汚染、アスベスト汚染の疑いのあるガレキを100t焼却しました。

大阪府のHP http://www.pref.osaka.jp/shigenjunkan/haikibutukouikishori/tumikae_shiken.htmlにて、アスベストが1Lあたり1.8本(1本以上)出ていることが確認できます。
そのため府は中外テクノスに電子顕微鏡分析を依頼、分析結果が出るのが12月上旬ということにも関わらず、ガレキを燃やすという愚行に出たのです。


岩手県発表の被災地における大気環境中のアスベスト濃度のこれまでの測定結果(12市町村 のべ328地点)
http://savealivingthing.up.seesaa.net/image/E38193E3828CE381BEE381A7E381AEE6B8ACE5AE9AE7B590E69E9C.pdf



そして焼却とともに各地の大気汚染微小粒子状物質(PM2.5)が急激に上昇しました。

環境省大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」で大気の状態が確認できます。
http://soramame.taiki.go.jp/Index.php



11月27日9:00 焼却以前のデータ 全体的に青色で安定している
11279.png


11月29日10:00 焼却開始後 赤色が出始める
112910.png


11月29日19:00 近畿一円に赤色が広がる。
112919.png


11月30日17:00 焼却の終了とともに平常値に戻る
113017.png


●和歌山県では上記サイト「そらまめ君」に反映されている測定局が海南市役所一箇所だけなため、他地域と比べると静かに見えますが、測定局が複数あれば同じような表示になっていたのではと考えられます。
(大阪などに比べれば少ない幅ですが)
実際にPM2.5以外のSPM等の数値は県内他地点でも上がっています。

●和歌山市にもPM2.5の測定局はありますが反映されていません。
 どのような数値が測定されていたのか現在データ確認を県に依頼中です。


和歌山(海南市役所)の過去7日間のPM2.5の測定値はこちらから確認できます。
http://soramame.taiki.go.jp/DataList.php?MstCode=30202140

7daypm25.png


過去7日間の数値を見てみると、3~12程度が平常値だと分かります。
日によって高い日やばらつきはありますが、29日~30日のように継続的に高い値が測定されることは無かったという事も分かります。
この二日間での最高測定値は11月30日11:00 27μg/㎥ これは確認できる過去7日間では最高数値です。
次いで 11月29日17:00 26μg/㎥(この時点での最高数値更新)
    11月29日18:00 25μg/㎥
    11月29日16:00 24μg/㎥
(この時点での最高数値更新)

となっています。
焼却が終了し、11月30日20:00時点では11μg/㎥にまで下がっています。


測定局は異なりますが平成22年度の和歌山市の年平均は18μg/㎥でした。

PM25.png

たった2日間の焼却で年平均を10μg/㎥近く上回ってしまっています。

今回PM2.5の値が上昇した事を受け、県にアスベストや放射性物質が含まれている可能性を考慮し、マスク着用や無用な外出を控える旨住民に呼びかけるよう要請しましたが、大阪市の試験焼却との関係性は不明との返答を頂きました。
仮に、放射性物質やアスベストではなかったとしても、平常と比べて高い測定値を出し続けたことは確かです。
今後、この大気汚染の濃度が高い値を出し続けた事に対する理由説明を求める自治体への働きかけ等を行っていきたいと考えております。


ちなみに大阪市東成区の国設大阪測定局では11月29日11:00に66μg/㎥が観測されています。



PM(微粒子)/SPM(浮遊性粒子状物質)とは
 ●大気中に浮遊する径が非常に小さい微小物質。液状又は固体状、あるいはその混合体、汚染物質が付着していることが多く、死亡率に直結する「大気汚染物質」
 ●径によって、PM10、SPM、PM2.5などに分けられる。百万分の10~2.5M。
 ●その他の分類法として一次性SPM:火山や海の波など自然的PM。体内に入っても自動的に排出される。焼却炉や車の排ガスなど人工的SPMは径が非常に小さく、呼吸を通じて肺胞にまで達し、さまざまな生体反応を引起こす。
   ●凝縮性SPM:排ガスなどが大気中で冷却して生成される (←この季節要注意)
   ●二次性SPM:大気中の化学物質同士の反応で生じる。極微小で反応性が高く、毒性も強い

 ●2009年、日本もPM2.5の存在を認め、初めて環境基準を決めた。
 しかし日本ではディーゼル車を最大の発生源として、焼却炉のPMは野放し。

 ●ナノレベルのPMも存在する(ナノとは10億分の1m)。ナノ製品の危険性に注意。
 ●Pmに付着した有害物質による健康被害(慢性気管支炎、呼吸困難、胸痛、肺機能低下、肺がん、低体重児、新生児死亡、奇形、死産、心筋梗塞、リューマチ、糖尿病、甲状腺機能不全、アトピー、アレルギー、うつ病)
 •放射能を含む廃棄物を燃すと、放射能PMが発生し、容易に人体に取り込まれ、内部被ばくを起こす 
●放射性廃棄物の焼却炉付近では先天異常やがんの発生率が非常に高い。Birth defect rates in Greater London 1995-2002 by Michael Ryan

(以前当会で開催した山本節子氏の講演資料にも詳しく記載されています)


したがって、今回の震災がれきの焼却は、放射性物質+アスベストまで含まれている可能性があるという事。焼却により生じたPM2.5に放射性物質やアスベストなどの有害物質が含まれていた場合、容易にそれらを人体に取り込んでしまう危険性が非常に高い、本当に恐ろしい事なのです。


今回の試験焼却はひとまず終了しました。
ですが大気中にはまだ有害なものが漂っていると考えられます。
外出時にはマスク、帽子、メガネ着用、そして家の中に汚染を持ち込まないために、
●セーターや起毛などのアクターでの外出は避ける。(有害物質を絡め取る可能性があります)
●家に入る前に頭や体の汚れを払い落とす
●洗面所に直行し、身に着けていたものは洗濯、うがい、手洗いを。
●拭き掃除を頻繁に、汚染を留まらせない。

など、無理のない範囲で防御をすることが重要です。
汚染の状況などの監視とともに、本焼却は絶対に行わせないように、この事実を周りの人にももっと伝えるように、一緒に声をあげていきませんか?
これ以上、自然への汚染、命を傷つける事を許さずに絶対にやめさせましょう。



今回線量の上昇は当方所有のTERRA P+では確認できませんでした。
通常値 0.09~0.11μSv/h程度でしたが、通常ではない変化などがございましたらお知らせください。

先日お知らせしました焼却前後の土壌測定にご協力いただける方、メールフォームまたはsavealivingthing@gmail.comまでご連絡頂きたく思います。よろしくお願い致します。

[ 2012/11/30 23:25 ] お知らせ | TB(0) | CM(0)
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